二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

弁天山公園


金曜日の朝、弁天橋近くで阿武隈川に遊ぶ白鳥を発見したので川辺に下りてみた。
写真を撮影しようとカメラのビューファインダーを覗いたら川面に映る弁天山が印象的だったのでパチリ、白鳥も隅のほうに小さく写っています。
森鴎外の小説「山椒大夫」は、ここから物語がスタートするが明治、大正の頃?、この川辺に立って小説の構想を練ったのかな?
気分が良いので「風とケーナのロマンス」を演奏、観客8人(保育所らしき幼児6人と付添いの大人2人)でした。

弁天山の山頂に見える西展望台が何となく心に引っかかるが、仕事が有るので写真一枚撮っただけで弁天橋を渡って市街へ向かった。

今日、土曜日は仕事が無いので昨日気になった弁天山へ向かった。実は今秋は数回も弁天山を訪れている。知り合いの能楽の先生が「ハーモニカの練習は家の中でするが、能管の練習は音が大きいので近くの山で練習する」(能管=能で使う横笛)と言っていた。先生宅の近くの山と言えば弁天山周辺なのでそれをヒントに何十年ぶりで弁天山を訪れていたのです。



平成になり山全体が公園化され、山頂付近にも駐車場が有り行き易い公園です。








他にも2箇所の駐車場があり、ふもとに有る東駐車場から登ると山頂まで斜面全体が良く整備された公園です。







山頂の「椿の里展望台」まで続きます。西に向かって5分歩くと「椿山展望台」が有り福島市内を一望できます。








更に西に向かって数分歩くと「西展望台」が有り阿武隈川、荒川、吾妻連峰が見渡せます。
「西展望台」の上で20分ほどケーナを吹くが誰もいない。やはり、12月なのでしょう土曜日の昼下がりとは言え冷たい風が吹く山頂は人影が疎らです。
弁天山は山頂までの遊歩道は何本もありハイキング、ウォーキングに最適です。東斜面、北斜面、西斜面がそれぞれ複数の整備された散策路になっています。
すばらしい紅葉の秋口にも訪問者が少なかった。桜は信夫山より綺麗に咲きます。福島市の隠れ観光スポットと言える。

ただ、南斜面が良くわからない。旧114号線側の上り口は立ち入り禁止になっているし、頂上付近から下りてみようとしたが道が無い?
稲川淳二が恐怖番組で立ち入り禁止の登り口から潜入した「生霊が嘆く墓場」あの廃屋洋館が今も現存するのでしょうか?
番組の中で稲川淳二が「弁天山全体が呪われている」と何回も繰り返していたが、そんなことは無い!・・・南斜面だけが・・・。

心霊現象なんて全然信じていないが、南斜面はどうなっているのだろうか?興味が尽きない。・・・明るいうちに山を下りよう・・・まだ3時なのに周囲が急に暗くなってきたし、ゾクッ、急に雨が降ってきた。