二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

Victor レッスンマスター

「下手な奴ほど良い道具を欲しがるものでございます」と独り言を言いながら、購入したばかりの『ビクターレッスンマスター(XA-LM1)』を眺める自分の姿に呆れる。

最近数カ月にわたり、調べた結果ビクターのレッスンマスターを購入することを決意(笑・・・けっして安い買い物ではない。
買う前に現物が見たいので家電店に行ったが現物がない、ソニーとケンウッドの方が良いからとすすめられる。
話にならないので楽器店に行ったが、やはり現物もカタログも無い、PCMレコーダーならローランド、コルグヤマハが良いと熱心にすすめられる。PCMレコーダーとしての性能の良さは認めるが「おけいこ用」を探していたのでとお断りをする。

福島では現物は見れない。結局、ウェブサイトの楽器屋さんに注文した。
入荷の翌日が練習日だったので持参してセレッソの練習を全て録音(MP3)して帰りビールを飲みながら復習(聞くだけ)。2ギガのSDカードで33時間なので余裕をもって録音でき、MP3録音でも原音に近い。

ACアダプターをセットで買ったので自宅では電池の心配なく使っている。
ほぼ原音のPCMモード(CDより上)でケーナ演奏を録音して聞いたら、演奏しながら聞いていた音との違いが有ったことを発見した。演奏曲によって音階が正確に出せていないこともわかる。外部オーディオやイヤフォーンで聞くと原音そのままだが、内臓の小型スピーカー(10円硬貨位)の性能の良さに驚く。

内臓のクロマチックチューナーは、なんと御本家のコルグ製を搭載している。コルグのコンタクトマイクを同時購入したのでチャランゴのチューニングをやってみたら、実に使いやすい。チューニングのレベル表示と矢印表示と光表示の3段構えで、グリーンのランプが点けばジャストチューニングなので使いやすい。

MAYAの曲をCDプレーヤーでかけて、レッスンマスターをチューニングモードにしたら、ケーナの音階を正確に拾ってくれた。
演奏曲の幅が広がりそうで超うれしい!
モチロン自分のケーナもチューナーを確認しながら演奏するようになりました。

内臓のメトロノームは音と光によるもの、時々拍子を外す自分には欲しいと思っていた機能です。
携帯電話より一回り大きいレッスンマスターを常時携帯し、ボイスレコーダーとしても使っている。

本体の操作ボタンは日本語表示になっており、取扱説明書を読まずとも上記の操作ができたことも魅力です。
パソコンから音楽ファイルを取り込んだり出来るが、パソコンなしですべての機能が完結できることが選んだ理由の一つです。
尺八演奏家人間国宝の山本邦山氏をはじめプロ演奏家の面々が動画で推薦しているのも購入の動機になりました。
メーカーの機能説明サイト

さあレッスンマスターを使って上達!上達!