二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

私のケーナ(G管)歴

練習日や演奏に行く時、ケーナは1本だけ持っていくのが常だった。
それは所有ケーナが2本しかなく、しかも1本はチューニングがズレてきて、しまい込んでいた為です。
使用ケーナに対して、特別な不自由も不満も感じていなかった。

ところが、今、テーブルに広げているケーナは6本です。
昨年後半にバタバタと買い込んでしまったのです。
それも11月〜12月に3本も買ってしまった。もうG管は要らない。コレクターじゃないし。


上から購入順に並んでいます。
A,東出五国氏作(平成20年11月ケーナ教室斡旋品)1年間使用
下手な吹き方でも良く鳴ってくれた。下手に吹いても正確な音階が表現出来た。しかし、いま吹いてみるとチューナーが半音づつ高いメモリを表示する。内径16.5ミリで初心者むきに作られたのかも知れない。
B,大木岩夫工房(平成21年10月購入)1年間使用
標準管、吹き方が悪いと正確な音階が出ない。丁寧に吹かないと風切り音が強い。このケーナ1本で間に合うと思っている。
C,大木岩夫工房(平成22年7月購入)現在メーンで使用中
太管(内径21ミリ)、大木岩夫ケーナ講習会で吹いてみて太管の魅力を知り購入。音量が大きく竹筒全体が共鳴する感じがする。
D,風工房(平成22年11月購入)使用中
標準管、MAYA仙台コンサート会場一角で主催者が吹いて呉れて薦められ衝動買いした。吹くと少し音が籠る感じがするが、聴いていた人達は『一番良い音、良い音色』と言う。
E,カサ・デ・ラ・パパ(平成22年12月末購入、ボリビア・木製)一人練習時は、こればかり使用
リグナムバイタ材、写真は真黒だが、もう少し緑がかっている。数本吹き比べたが下手な吹き方にもかかわらず、この1本だけ良い音を出してくれて運指も楽だったので購入決定した。硬く重いが高音域の音階が気持ちよく表現できる。いきさつは2年ほど前にツイッターで「木製ケーナでお勧めは?」と問いかけたところ『あのケーナが良いよ』と返信が複数来た。そこで取り扱っているカサパパに問い合わせたら『あのケーナは売り切れです、何時になるか解りません』と返答が来た。高価なものだし品切れでも良いやと納得。昨年10月のコスキンの時にもカサパパさんに聞いたら『あのケーナ、作ってくれないんだよ。気長に待って下さい』やはり思っていた通りの返事でした。買う予算も無いしあいさつ代わりに聞いただけだった。しかし、12月末に『あのケーナ入荷しましたよ』と言われ送ってもらう事になったわけです。
F,めんちくのケーナ工房(九州)(平成22年12月末購入)使用中
ホウライ竹の肉厚ケーナ。寸法を言ってオーダーしていたので春までには入荷するかなと思っていたら、年末ぎりぎりに入荷した。吹いてみたら1年くらい使い込んだようなまろやかな音がした。やや楕円気味でそれが演奏しやすく気に入ってしまった。
本当は1本に絞り練習した方が良いらしいが、取り換えながら吹き比べをして楽しんでいる。