二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

ケーナでボランティア

発達障害児の学習支援をしている団体から相談を受けていた事が有りました。
学習支援の一環として、ケーナを使って何か出来ないかと言う事でした。

有る時、私のケーナを聞いた団体代表が「良い音色、子供たちに聞かせたい」と言ったので、埼玉の養護学級でケーナの体験教室(東出先生)をやって好評だった話をした事がきっかけでした。

機会を見て良く打ち合わせをし、指導を受けてお役に立ちそうなら協力しようと考えていました。
9日(日曜日)に支援者、保護者が集まると聞いた時、打ち合わせが出来ると思い私も伺いますと言っておきました。

7日(金曜日)の夜、電話で確認したところ「1時間ほどお任せしますので思った通りにやって下さい」と言われました。

ケーナフォルクローレの知識が無い方達ですから『打ち合わせ』より『お任せ』になってしまったのでしょう。

急に本番になってしまったのです。
愛好会仲間に声をかけたら、二本松市のM夫妻が応援してくれるとの事、心強い。当日は会場、参加者の反応をみて進行する事にしました。

9日(日曜日)3時半、会場に入ると小学生から高校生まで約10人が拍手で迎えてくれた。
地図を配布して南米の位置説明、川俣町のコスキン祭、現物でポンチョ、チャレコ、帽子などを説明してケーナの説明をしました。
まず音を聞いて貰いましょうと私が「コンドルは飛んで行く」を吹いていたら児童達の眼の輝きが増して来たので音楽の力を実感しました。

体験用のケーナを手に持って吹き始めたら、一番小さな子がすぐ音を出しました。
音だしをしている間に、私がアニーローリー、M氏がジプリメドレーを演奏しました。
音出しに疲れたころ、二羽の小鳩(M夫人ケーナ、M氏がボンボ、私がチャランゴ)を演奏し、楽器紹介のあとフィナーレでPOCO A POCO(M夫人ケーナ、M氏がボンボ、私がチャランゴ)を演奏しました。

アンコールがかかり、ポトシの男(M氏が第一ケーナ、M夫人が第二ケーナ、私がチャランゴ)を演奏して終了しました。
児童たちは大喜びでしたが、本来の学習支援のお役に立てたかな?