二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

「ノルテ・ポトシ」コンサート

福島市音楽堂 9月16日(日)
13時からフォーラム
アンデスボリビアからの唄」
パネラー
ルベン・ポルコ・エレーラ、コルネリア・ベラメンディ・ママニ、
ファン・ルイス・ウガルテ・カボ、木下尊惇、福原義守
コーディネーター
三浦尚之(福島市音楽文化総合アドバイザー)


私が会場に到着した時は、フォーラムが始まっていました。
会場が薄暗いので、
先に入場したセレッソ仲間が居る席をやっと見つけ前から3列目の席につく。
メンバーのプロフィール紹介など終わった後で残念でした。
ポトシ地方の風習や生活、まつりに根づいた音楽の様子は納得、
楽器の紹介では、音を出しながらの説明で解り易かった。
ポトシチャランゴを初めて理解する事ができた。

フォーラムが終わって、改めて見回すと、
最前列と2列目には仙台(宮城)のフォルクローレの重鎮が勢揃い、
川俣町のコスキン関係者も2列目にいました。


15時からコンサート

福島市音楽堂は、
楽器によっては音響が有り過ぎて良し悪しが有ると聞いてが、
ノルテポトシの音を引き立てていたように思いました。
ルベンさんの曲紹介で進みました。
通訳をファンさんがしていました。

光やBGMなど特別な演出は無く、
淡々と演奏する姿は好感が持てました。
休憩時間を挟んで14曲プラスアンコール曲はあっという間でした。

16時半〜17時半 ワークショップ
予定では、練習室に移って開催される事になっていました。
参加者が80名?と多い為か大ホールでそのまま開催されました
ワークショップの最初に要望が出たのが、チャランゴでした。
ところが、演奏活動をしているクラスから、
初めてチャランゴを手にした人まで格差が有り過ぎ、
進めようがない状況になってしまいました。
チャランゴ持参の中堅、ベテランの方々は、
ちょっとがっかりの様子、仕方が無いですね。

続いてケーナの要望が有り、一人の方が指導を受けました。

結局、ダンスの指導をする事になり、希望者が大勢ステージに上がる。
♪シクーリに合わせて、ステップ、踊り方、輪になってのダンス。
これが、結構楽しいひと時になりました。


夜、打ち上げマジノアール

ノルテポトシのメンバーが席に着いたところで、
コルネリアさんの誕生日ケーキを前に、
ハッピバースデー・コルネリアを全員で合唱しました。
間もなく、木下氏が到着し、参加メンバーから楽器を借り、
木下氏(ギター)、ルベンさん(チャランゴ)が、
ボリビアのハッピーバースデーを歌と演奏で披露し盛り上がりました。

しばらく、交流が有り、ノルテポトシのメンバーが演奏をしてくれました。
実に良いです。
もしかすると、あの音楽堂の大ステージより、
テーブルを囲んで、距離感を感じない空間で聴いた方が良いのかなと思う(個人的感想

音楽堂で感じなかったノルテポトシの音楽の魅力を感じました。
メンバーが退出後、余韻は冷めやらず、
仙台の方が、ポトシチャランゴで演奏と歌を、そしてダンスをする人、
ポトシの曲?
これなんだ!
又、ノルテポトシを聴きたくなりました。
次の来日は何時になる事やら。