二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

パロミタスのCosquin en Japon2012(3)

コスキン開催中、一番長くいた公民館前広場


例年、ここは素通りするだけだったが今年は違う。
館内でステージ見ているより、ここにいる時間が長かった。ここでも十分音楽を聴く事が出来たし、ここで見る普段着衣装のダンスは素敵で時にはエロチックに見えた。
4年前、初めてコスキンを聴きに来て、ここを通り過ぎた時は異様な雰囲気を感じた。ムラ社会のにおいを感じ、空いてるテーブルが有ってもヨソ者は座りにくい雰囲気を受けた。これは、今も同じだと思います。
今年は、4年前や昨年までと違って、ここに集う方々の姿が良く見えたんです。知っている顔、交流は無いがこの人達は今年も来てくれた、とか。始めて見る顔だけど挨拶を交わすと演奏を目的に来た人だと感じたり、警戒心が無い人が多いことが分かる。
広島から来てくれた叶堂夫妻ともここで挨拶をした。来年、川俣の子供たちを広島に招待するそうです。カスティージョアンデスで午後のステージで演奏されましたが聴き逃しました。でも、リハーサルの音は充分聴かせて頂きました。叶堂氏のケーナの音は心地良い。
ここに居ると色んな方と挨拶を交わし、お話し出来ることが判った。演奏会場内ではそうはいかない、照明は暗いしお話しできる環境で無い。

ここに居る時間が長くなったのは「カフェ・ビオレッタ」の練習が有ったからです。私が演奏に参加するグループのひとつです。今年で2回目の出場です。昨年発足時、花の名前をつけようと言う事で案を持ち寄ったら、案を出したのが私だけなので、そのまま「カフェ・ビオレッタ」になりました。
バラやユリやヒマワリなどのように派手さはなく、存在感の薄いすみれです。「すみれ茶屋」も候補に考えたがスペイン語風に「カフェ・ビオレッタ」になりました。
何故、カフェかと言うとメンバーが固定していなかったからです。リーダーのW子さんがこの指にとまれと声かけして不特定のメンバーが集まった形です。福島県4名に東京2名です。

東京在住が2人居るので全員揃っての初練習が2日目(日曜日)の朝でした。練習を始めたら右のテーブル左のテーブルからの練習音が気になって来ました。が、これが良い。周囲に気兼ねなく練習出来る環境は有りがたい。
そこへ鈴木龍さんが通りかかる。W子さんが連絡していたと思います。今回の演奏曲「桜便り」はトレス・ピカロス(MASAHIKO、鈴木龍、木村健太郎)のCD作品です。

桜便りの後半をサンポーニャで応援してくれることになりました。
チチカカの練習を聴いていた鈴木龍さん、チャランゴで伴奏してくれるとの事。この様子を見ていたKさんがギターで参加してくれる事になりました。