二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

パロミタスのCosquin en Japon2012(6)

最終日の3日目の朝、Yoshioさんと公民館に着いたのは午前8時50分頃でした。
もう公民館前の広場では、練習リハーサルをやっているグループが居た。私の所属するグルーポ・セレッソは9時集合でリハーサル予定でした。すでに全員揃っていました。
準備中のテントのお店の方達に挨拶をして、リハーサルにまざろうとしたらゲストのボリビア人ダンサー、セノビア・ママニさんに会う。何時も、ボリビアの空の下からツイッターでささやいてくれていたので親近感を持っていました。昨夜は本場の見事なカポラルを披露してくれました。今朝は、なぜか朝早くから会場前に居ました。
セノビア・ママニさんの写真は、小さく掲載して有ります、、、が、決してクリックせずに其のままご覧ください。

そこへ、ちばたけさんが通りかかり、ケーナの話をしたりして居る内に、我がグループ「グルーポ・セレッソ」(ケーナ愛好会4年生)のリハーサル練習は、私抜きでどんどん進んでいる様子です。そこへ斎藤先生が来たので1曲だけ練習してリハーサルを終わる。今回の曲は、数年前から何回も演奏している曲で可なり成熟度が高くなりました。良い演奏が出来ると思います。私は、M婦人と2人でチャランゴを担当します。
近くのテーブルで「グルーポ・チューリップ」(ケーナ愛好会1年生)の練習が始まっていたので、急いで合流する。私は、チャランゴを担当します。1人でチャランゴ伴奏をするのは初めてなので力が入ります。
昨夜も、遅くまでコスキンを見ていたチューリップのメンバー達が(おそらく帰宅したのは午前2時過ぎでしょう)元気の良い練習をしていました。リハーサルをやって直ぐステージに向かう。
直ぐ演奏本番になりました。グルーポ・チューリップの曲は「インディオの哀歌」と「二羽の子鳩」簡単そうで実は難しい。「インディオの哀歌」は、哀愁を帯びた曲ですが私のチャランゴソロがテンポが速く弾んでしまいます。それを注意しながら間合いを取る位にユックリ丁寧にソロの演奏をしたつもりです。
「二羽の子鳩」は簡単そうで、難しい曲です。リズムの変化にノル事も大事だけど、チャランゴソロの出来不出来でケーナのワイニョの演奏が微妙に変わります。ボンボとの連携が大事だけど、モニターからボンボの音が余り聞こえません。ほんの少し早くソロに入ってしまったが、ギターの先生が大きな足踏みで拍子を取ってくれ、ペースを取り戻しました。気持ちの良いケーナの演奏に繋げホッとしました。
1グループ演奏後に、直ぐ所属の「グルーポ・セレッソ」の演奏です。大急ぎでポンチョに着替えて「メボエ」「山の花」の演奏をしました。昨年は6人でケーナを演奏したのですが、今年は6人の内、ボンボとチャランゴで才能を発揮し始めたM夫婦、と私がチャランゴをやっているので、ケーナは3人になってしまいました。慣れた曲なのでプレッシャーも余りなく演奏できました。しかし、ケーナの3人のメンバーには練習時から本番ステージまで負担をかけました。
2グループの演奏を終え、小走りに公民館前の広場に、カフェ・ビオレッタのリハーサルが始まっている。チャランゴサンポーニャの鈴木龍さん、ギターのKさん、チャランゴのHさん、パーカッションのNさん、ボンボのY子さんが集まっていた。W子さん、Sさんが加わって全員でのリハーサルをしてステージに向かう。
木村健太郎氏作曲の「桜便り」は、音域も狭く演奏しやすい曲と思っていたが、弦楽器の方々にはかなり負担をかけて居たようです。
全編サンポーニャのドブレで演奏した曲「TitiCaca」は、弦楽器が充実していたのでリズムに乗れて快適な演奏が出来た。
演奏後は、ステージ袖の仕事につき最終トリの「ケーナサークル・マユ」(茨城県)まで最後の2時間、マイク確認などをさせて頂きました。
コスキンパレードから参加して、3日間スタッフ作業をした愛知県のIさんの手に真新しいケーナが、来年は演奏に参加して頂きたいものです。
今年は、多くの方にお会いしましたが、まともな挨拶が出来ず。目礼程度だったり、軽く会釈しかできない事が多く大変失礼しました。ご容赦ください。