二羽の小鳩

アンデスのフォルクローレ演奏を楽しんでいます。

G♯(ソの半音)

ケーナのアルゼンチン調律では全く苦にならなかったソの半音、全指穴解放なので解り易い。音もハッキリとしてわかりやすい。
ところが、ボリビア調律の場合は管尻の指穴を半分押さえて他の指穴は全て塞ぐ為、音がハッキリしなかったりする。

なんとか、音は出しているが本当にG♯なのか自信がない。ギターやチャランゴを調律している姿は時々見かける、ケーナ作りをしている方はチューナーを持っているのは知っていた。
ケーナ奏者の音出し調律は見た事がない。

先日、譜面台を買おうと思い「U-ONEミュージック」へ行った時の事、何時も入り口付近に箱積になっている安い譜面台が品切れになっていた。
立派な譜面台は有ったが、携行用の軽いものを探していたので入荷後にまた来よう。

店員に入荷時期を確認したので帰ろうとした時、調律チューナーの件を思い出し聞いてみた。
ヤラビ「調律チューナーは有りますか?」
店員「これがそうです」と目の前のガラスケースを指差した。
ヤラビ「これですか?」
店員「いえ、ここからここまでです」と教えてくれた。
なんとガラスケース上段の棚に有る全部です。

20種類以上有りそうです。知らないで恥ずかしい事聞いたのかな。
店員も事情を察したようで丁寧に説明してくれた。ケーナを吹きながら音階を調べたいと言ったらコルグ社のAW-2G(クリップオンチューナー)¥2,980を勧めてくれた。使い方も丁寧に教えてくれたので有りがたかった。

音階は指穴の押さえ方で決まると思っていたが、吹き込む風量や口の形で違ってくる事が解った。
ソのつもりでファだったり、ファ♯を吹いていてもファに聞こえたり、息の吹き込み方が重要だと納得。